▶「ただ生活する」から「丁寧に暮らす」へ。自分のリズムを整えることで、毎日はもっと楽しくなる
暮らしを整えるってどういうこと?
仕事に追われる毎日の中でふと気づいたのは、「帰ってきても部屋が落ち着かない」ことでした。洋服は脱ぎっぱなし、キッチンには洗い物、買ってきたコンビニごはんをスマホ片手に食べる夜。誰にも見られてないから、まぁいっか…そう思っていたけれど、心のどこかにずっとモヤモヤが残っていました。
そんなある日、休日にふと立ち寄ったカフェの心地よさに感動して「自分の部屋もこんな風にしたい」と思ったんです。それが、暮らしを整えることに目を向けるきっかけになりました。
“暮らしを整える”とは、モノを減らすとか、おしゃれな部屋にするとかだけじゃなくて、自分の心と体がリラックスできる空間や習慣をつくること。
一人暮らしだからこそ、自分のためだけに整える時間と空間って、とっても大事なんです。
私が実践している5つの暮らし整え習慣
1. 毎朝「3分掃除」でリセット
朝起きたら、洗面所で顔を洗って、そのついでに洗面台をサッと拭く。使ったコップもついでに洗って、タオルを取り替える。ほんの3分のことで、1日の始まりがスッキリするんです。
特別な掃除道具を用意する必要もなく、ハンドタオル1枚でできる手軽さ。朝の支度の流れに組み込んでおくと、自然と習慣になります。
2. 「1日1捨」でいらないものを手放す
部屋が散らかる理由のひとつは、「使ってないけど捨てられないモノ」が多すぎること。そこで私は、毎日ひとつ、何かを手放すことに決めました。
たとえば、読み終えた雑誌、使っていないマグカップ、着ていない服。そうやって少しずつ手放すうちに、「今の自分に本当に必要なもの」が見えてくるんです。
そして不思議なことに、モノが減ると心にも余裕が生まれます。
3.「夜の10分ルーティン」で心を整える
夜はスマホをダラダラ見てしまいがちですが、寝る前の10分間だけは自分の心と向き合う時間にしています。
好きな香りのアロマを焚いて、間接照明に切り替えて、ベッドの上で今日の出来事を軽く日記に書く。これは私にとって、一日の終わりをやさしく締めくくる大切な時間です。
忙しい日でも、この時間があるだけで翌朝の目覚めが全然違うんです。
4.「週末の仕込み」で平日の自分をラクにする
土日のどちらかに、1時間だけ料理の仕込み時間をとっています。といっても、難しいことはせず、
- 野菜を切って冷凍する
- お味噌汁の具材をまとめておく
- ひじき煮やきんぴらを作って冷蔵
これだけで、平日の「疲れた、何も作りたくない…」のハードルがぐっと下がります。節約にもつながるし、食生活が整うことで、肌の調子もよくなりました。
5.「お気に入り」を1日1つ使う
忙しい日々の中でも、自分をちょっと喜ばせてくれるものを取り入れるようにしています。
・お気に入りのマグで朝の紅茶を飲む ・ちょっといい香りのハンドクリームを塗る ・気分が上がるルームウェアを着る
こういう小さな“好き”が、毎日をやさしく彩ってくれるんです。
一人暮らしだからこそできる、暮らし整えのメリット
一人だからこそ、すべてを自分のペースで決められる。
・ご飯を食べる時間も、 ・寝るタイミングも、 ・インテリアも、 ・音楽の音量も、
全部、自由。
その分、何もしないと部屋も心も乱れてしまうけど、整える力さえ身につければ、一人暮らしは最強の自己肯定感育成ルームになります。
「自分が自分を大切にしてる」って感じられる瞬間が増えると、自然と表情も明るくなるし、仕事にも前向きに取り組めるようになるんですよね。
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