「“好き”に囲まれて暮らしたい」って、贅沢かな?

部屋 暮らし

1Kのアパート。6畳の部屋に、ローテーブルと布団と、ちょっとくたびれたソファ。
特別おしゃれでも映えるわけでもないけど、私はこの部屋がけっこう気に入ってる。

理由はひとつ。
“好きなもので、ちょっとずつ埋めてるから”。

たとえば、無印のシンプルな加湿器。
家電量販店で買うより少し高かったけど、静かで見た目もすっきりしてて、寝る前につけると「あ、今日も終わったな」って気持ちになる。

こういう“小さな好き”って、なんか心を元気にしてくれるんだよね。


無理して節約してた時期もあった

少し前まで、「節約=がまん」だと思ってた。

コンビニ禁止。カフェ禁止。服も買わない。
100均の収納でなんとかして、3年使ったパジャマを着続けて、冬もユニクロのセール品で乗り切る。

でも、なんか違った。
心は全然“うるおって”なかった。

節約してるのに満たされない。
お金は減ってないのに、気持ちはすり減っていく感じ。


“好き”って、コスパ最強かも

ある日、久しぶりに入ったカフェで飲んだラテが、びっくりするほどおいしくて。
ラテアートがのってるだけで、なんか嬉しくて。
それで気づいたんだよね。

「これ、たった600円でこの幸せなら、コスパ最強じゃない?」って。

それから私は、がまんするだけの節約をやめて、「自分の“好き”にちゃんとお金を使う暮らし」に切り替えた。


お金を使うとき、こう考えてる💡

今は、買い物をするときに「これは私の毎日をちょっとよくしてくれるかな?」って考えるようにしてる。

たとえば、こんな感じ↓

🛏 寝具にちょっと投資
無印の羽毛まくら。高かったけど、毎晩“ふかっ”て眠れる。これは正解だった。

🕯 香りを生活に取り入れる
お香とか、アロマキャンドルとか。五感のうち“嗅覚”って、心にめっちゃ影響するらしい。

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こういうの、1個買っても生活全部は変わらないけど、“ちょっとだけ、自分を大事にしてる感覚”が積み重なっていく気がする。


節約と幸福のバランスをとる

もちろん、浪費するのは違うと思う。
でも、「節約するために自分を消耗させる」のは、もっと違う。

だから私は、こう決めた。

💡 “私を元気にする出費”は、削らない
疲れてる日のカフェラテ、月1回のサウナ、お気に入りのボディクリーム。
全部、私が私でいるために必要なもの。

むしろそういう「ごきげんな私でいられる工夫」にこそ、お金を使っていいんだと思う。


SNSに惑わされない暮らしがしたい

SNSって便利だけど、つい誰かの暮らしと比べちゃう。
「こんな部屋に住みたい」「この家具ほしい」って。
でもその裏で、「どうせ私にはムリだな」って、勝手に自分を下げてたりして。

そういうときは、スマホを閉じて、自分の部屋を見てみる。

「今日、部屋にいい匂いがするな」とか、
「お気に入りのカップでコーヒー飲めてるな」とか、
“小さなごきげん”って、ちゃんとここにあるじゃんって。


「暮らしを整える」って、きっとこういうこと

Instagramでよく見る“整った暮らし”って、モノトーンで、無機質で、生活感がない。

でも、私は思う。
暮らしを整えるって、気持ちよく生きる工夫をすること。

だから、ちょっとごちゃついてても、色がバラバラでも、
私が心地よく過ごせるなら、それが“整ってる”ってこと。


おわりに 〜 自分の“好き”をちゃんと選ぶということ

昔の私は、「節約のため」「世間体のため」「ちゃんとして見えるため」って、いろんな“義務”で暮らしてた気がする。

でも今は、「自分が心から“いいな”と思えるものだけを、少しずつ選んでいきたい」と思う。

そうやって、“好き”を積み重ねていった先に、
きっと“自分だけのごきげんな暮らし”ができていくんだろうなって。


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