「泣いてもいい。でも、ちゃんと立ち直れる夜のルーティン」
「もう誰も好きになれない」と思った私がしたこと
あの夜、彼からの別れの言葉を受け取ったあと、部屋の明かりすら眩しく感じて、布団にもぐってひたすら泣いていました。
泣き疲れても眠れず、スマホを見ては思い出の写真を見返してはまた涙が出てくる。まるで、失恋した瞬間から世界の色が変わってしまったようでした。
「もう誰も好きになれない」なんて、大げさに聞こえるかもしれません。でも、そのときの私には本気でそう思えたんです。心にぽっかり穴が空いたみたいで、食欲も湧かず、ただただ時間が過ぎていくのを待つ日々。
でも、そんな私でも、少しずつ立ち直ることができたんです。
孤独を和らげた“夜だけルール”
1. SNSを見ない時間を作る
元カレの投稿や、幸せそうなカップルの写真を見るたびに、胸がチクリと痛みました。なので、21時以降はスマホを機内モードにして「SNSおやすみタイム」を作りました。最初は落ち着かなかったけど、2〜3日続けると心が穏やかになるのを実感。
2. 自分に手紙を書く
「今日はよく頑張ったね」「泣いてもいいんだよ」と、紙に自分へのメッセージを書いてみました。誰にも見せない手紙だから、思いっきり弱音を書けるし、書いているうちに少しずつ気持ちが整理されていきました。
3. アロマやキャンドルで空間を変える
部屋の雰囲気をガラッと変えることで気分も変わるんだと気づきました。無印良品のアロマオイル(ラベンダー)が特にお気に入り。火を灯したキャンドルのゆらぎを眺めていると、不思議と安心感が生まれます。
4. ぬくもりのある飲み物を用意する
寝る前に白湯やカモミールティーをゆっくり飲むだけでも、気持ちがホッとしました。身体が温まると、自然と心もゆるんでくるのを感じます。
5. 泣きたいだけ泣く
無理に元気になろうとしないこと。泣きたいときは思い切り泣く。タオルを抱えて、声を出して泣いた日もありました。でもそのあとは少しスッキリして、「また頑張ろう」と思えた。
6. 好きな映画やドラマを見る
気分が落ち込んだ日は、あえて泣ける映画や心が温まるドラマを見ました。特に『恋はつづくよどこまでも』は何度も救われました。
7. 「今の気持ちを残す日記」を書く
毎晩、思ったことをスマホのメモ帳に記録。あとで見返すと「このときこんなに辛かったんだな」と思えるし、自分の成長も感じられます。
失恋は“心のデトックス”だと気づいた話
時間が経って、少し気持ちに余裕ができたとき、ふと気づきました。「この失恋がなかったら、私はこんなに自分のことを見つめ直せなかったな」と。
恋に夢中で、自分の気持ちや身体をないがしろにしていたこと。無理して合わせていたこと。本当は寂しかったのに我慢していたこと。
失恋をきっかけに、私はやっと「自分を大切にすること」の意味を知った気がします。
まとめ|“明日はきっと大丈夫”と思えるようになる
あの頃の私は「この悲しみが一生続く」と本気で思っていました。
でも、少しずつ夜を乗り越えていくうちに、「明日はちょっと楽かも」と思える日が来ました。
誰かに愛されることも嬉しいけれど、それ以上に「自分を信じること」が、立ち直るためには一番大切でした。
今つらいあなたにも、きっと少しずつ光が差し込んできます。焦らなくて大丈夫。泣いても、落ち込んでも、自分を責めないで。あなたはちゃんと前に進んでいます。
夜のルーティンは、心のリハビリ。あなたの心がまた笑える日まで、優しく寄り添っていきましょう。
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